ご訪問有り難うございます。
あなたらしい人生を応援する
整理収納アドバイザー林 恵美子です。
 
実は最近、私が思い浮かべるゴールと、
お客様が思うゴールとが、
一致していなかったということに、
気づかせていただいた経験をしました。
 
基本的に、お客様が手放せないモノは、
その手放せないことを、私は受け入れているつもりでしたが、
実はそうではなかったのです。
 
コーチングを学ぶことによって
自分自身と向き合う機会も増えたので、
最近になって、感じてきたことなのですが、
私自身は、スッキリと心地よく、効率よく家事を行い、
ものを大切に扱うためには、
やはり、「整理」が大切だという思いを強く持っているようです。
 
少なくても、足元にはモノが無く、
収納空間に、モノがおさまり、
引き出しの開閉もスムーズにできるくらいの量にすることが、
必要だと、思っている自分がいるのです。
 
だから、できるだけお客様には、
「整理」する感覚をつかんでいただくことを、
意識しながら、特に現場の作業では行っているのです。
 
そして、モノを大切にするという思いも、
お客様が抱いている感覚とは、
違っていることがあると思います。
 
私の場合は、乱雑に、ぎゅうぎゅう詰めにされているモノや、
どこにいったか分からなくなったモノや、
忘れ去られて、いつ使われるかわからなくなっているモノを
大切に扱っている、と言われると、そこに違和感を感じ、
そのことを、なかなか受け入れられない自分がいるようです。
 
 
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でも、思い起こせば、
過去の私も、お客様と同じように、
モノを手放すことに恐怖や不安を感じ、
たくさんのモノをぎゅうぎゅう詰めにしていた時期がありました。
 
かつては、私も食器棚に入りきらない食器を、
ダンボール箱4箱分くらい持っていました。
 
でも、理想の住まい空間の実現のためには、
整理が必要ということで、
小さな勇気の積み重ねで、
少しづつ、少しづつ手放しながら、
本当に必要なモノを選べるようになっていきました。
 
多分、手放すハードルは、それほど高くはなかったですが、
それでも、不要なモノを、
ゴミ袋に処分することはできなかったので、
それらを、様々なリサイクルショップに持って行き、
その結果、リサイクルショップに行った回数は、
何十回となっています。
 
だから、私もモノを手放していくのに、
段階を踏んできたんですよね。
 
だけど今は、
そんな経験が、過去になりつつあるので、
最近のお仕事の場合、
短時間で、モノを手放していくことを、
お客様に求めてしまっていた自分がいたのだと、反省しました。
 
ただ、このような経験から、
モノをたくさん持ちすぎていても、
快適な暮らしをすることは難しいと
思っている自分がいるということも、事実なのです。
 
 
先日、あるお客様から次のことを言っていただきました。
 
「今はまだ、手放すことに心のブロックがあるので、
早くそこを突破して、もっと収納の部分で、
林さんに意見を伺える自分になりたい」と。
 
現場の作業の場合、不要なモノを手放していくのに、
お声かけをさせていただきますが、
実際に、持つべきモノの基準を決めるのは、
お客様本人になります。
ご自分で考えていただくことが必要です。
 
お客様自身が、要不要の作業を繰り返しながら、
ご自身で本当に必要なモノ、不要なモノがどういうものか、
そのことに「気づく」ということが大切です。
 
その結果、
残されたモノの量がたとえ多くても、
それはお客様の選択だから、
きちんとそれを受け止められる
整理収納アドバイザーでありたいと思います。
 
 
まずは今のお客様の現状を受け入れ、
お客様が目指すゴールを、
一緒に探りながらサポートしていけるように、
お仕事していきたいと改めて思っています。
 
 
 
 
長文、お読みいただき、ありがとうございました╰(*´︶`*)╯
 
 
 
 
 
 
 
 
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