ご訪問有り難うございます。
整理収納アドバイザー林 恵美子です。
少し前のことですが、ICA関西(インテリアコーディネーター協会)の
勉強会に参加して来ました。
最初は西大寺の見学です。
西大寺の本殿と奥書院、西室(通常非公開)で、
古来の設えを見学させて頂きました。
(室内の写真はなるべく避けて下さいとの事なので、室内からの景色を一枚)
そこで、西大寺のお坊さんから、
楽しくて、勉強になる講話を聞かせて頂く事に。
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私達の生活の中で、
畳がどの様な役割を果たしているのか。
畳があるから、
茶道、華道、書道、着物などがあるわけなのですが、
畳を使う生活を、しなくなる事から、
それは同時に、日本文化をも捨てている暮らしになっているのだと。
和室=畳=日本文化
畳は日本文化の基礎。
畳の暮らしをなくすという事は、
日本文化も捨てて来た様なもので、
それによって日本人らしい、文化、生活、感性、感覚をも
無くしてしまっている。
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改めて畳の使う生活の事を、考えてしまいました。
その後は、
塚本畳商店様の工場見学と座学にて、
畳の作られる工程や、使われている材料や
それによって畳の感触の違いなどを、
実際に目で見て、触れてみながら勉強させて頂きました。
印象に残ったのは、
畳は、床材の一つで、一番身近な自然素材です。
ですが、何が何でも昔ながらの畳を使う、というのではなく、
今の建物の建材などによって、
適した材質を使用した畳を、使えばいいのではないかという事。
畳は、フローリングよりも、断然体のあたりが優しいです。
我家は、マンションで、和室を無くしてしまったのですが、
リビングの一部に畳の空間を残しています。
そこでは、洗濯物を畳んだり、
ちょっとお昼寝をしたりと、、
無意識に畳の場所を選んで行っている事が
やっぱりあるのです。
今の暮らしにあった、畳の使い方を考えてみる。
それが、日本の文化を守る事にも繋がる!という事が、
初めて意識出来た様に思います。
改めて、畳のある暮らしを
考えるきっかけとなりました。
お昼には、西大寺の西室で、西大寺特別な精進料理を頂きました。
精進料理も、単純に動物性の食材や、
ネギ属などに分類される五葷(ごくん)と呼ばれる食材を
食べてはいけない、という事だけではない、
もっと奥深いものがあるのだとか・・・
お箸袋には、五観の偈(ごかんのげ)が書かれてありました。
色々と、日本文化の大切さを感じた、勉強会でした (^o^)/
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