今年もあと残り少しですね。
年内のセミナーの仕事は終わり、
現場の方に行かせて頂いています。
今週火曜日には、
3月から継続して頂いている
お客様のところに行ってきました。
その方は、これまで沢山のモノ達と向き合ってこられました。
今は、気になる点、疑問点にお答えする
コンサルティングのような形の仕事になっています。
(お客様のご希望です!)
一般的に現場の作業の時には、
必ずモノを収納場所から出して、
お客様とともに、要不要の判断をしていきます。
前にも書きましたが、
その時にはお客様が判断しやすいように
色々と声をかけさせて頂いています。
その際、お客様は目の前のモノを見ながら、
「これは、◯◯の時に使いたいから置いておきたい」
「このお鍋を使っている時に、
同時に他の料理を作る為に、
こちらの鍋も残しておきます。」
「今まで使っていなかったけど、
これからは是非使ってみたいと思います」
などなど・・・
目の前のモノを見ながら、
一生懸命そのモノ達とのつきあい方を考えられるのです。
実は、その過程が非常に大事だと思うのです。
モノの要不要を考える時って、必ず
今後どういう暮らしをしていきたいのか・・・
今自分が置かれた状況を考えながら、
実際に目の前のモノを使っていけるのか・・・
どのようなモノに愛着を感じているのか・・・
思い出の品として置いておきたいのか・・・
などと考えられます。
このようにモノとのつきあい方を考えることで、
そこから片付けられない原因を
見つけ出す事ができたりします。
また使いたいモノを選んでいくという事は、
逆にそこから、
自分がどのような暮らしをしていきたいか
気付くきっかけになったりもするのです。
とても地道な作業だし、
ときには、慣れない作業に
非常に疲れてしまうお客様もいらっしゃいます。
でも、大変だからと
その作業を避けて通ってしまうと、
結局いつまでたっても
何も変わらなかったりするのです。
繰り返し要不要の作業をしていくと、
徐々にお客様の判断が早くなっていくのを
感じる事が良く有ります。
手放せるものが沢山選べるかどうかという事ではなく、
大事な事は
「モノと向き合って考える機会を得るという事」だと
現場をやらせて頂くたびに思うようになってきました。
モノに向き合えるようになると、
リバウンドもしにくくなるはずです。
まずは要不要の作業をきっちりとして、
リバウンドしにくい環境にしていき、
ふと気がつくと、
暮らし方もなんだか楽になっている。
そんな形の整理収納を現場で行っていきたいと
思っています♪(*^ ^*)