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整理収納アドバイザー・お片付けコーチ
林　恵美子です

整理収納のお悩みで度々聞くのが、家族との整理収納に対する温度感の違いです。

整理収納に興味を持っている方の方がセミナーに参加されて、一緒に住んでいる家族やパートナーが整理収納に全く関心を持ってくれないというお悩みが多くよせられます。

セミナーに参加された方の中には、自分はこんなに一生懸命整理収納しているのに、家族が全く聞く耳を持ってくれないと切実に悩んでいらっしゃる方もよくいらっしゃいます。

そして何かヒントになることを得たい、という思いでセミナーに参加されているのです。

いつも行なっている整理収納アドバイザー2級認定講座では、まずはご自身に整理収納の基本を知って頂くことを目的にしています。
それによって整理収納の必要性を、更に説得力を持った形で第三者に伝えられるようになるのではないでしょうか。

でも、更に大切なのは、相手とのコミュニケーションです。

「なぜ相手の方は、整理収納に協力的ではないのか！？　興味を持ってくれないのか！？　無関心なのか！？」
相手の思い、考えを聴いてみることが大事です。

ただ一方的に「もっとモノを減らして、ちゃんと片付けて！」と言われれば言われるほど、逆に聞く耳をもつことが出来なくなるということ、ご自分でも過去に経験したことがあるのではないでしょうか。

そして、自分が整理収納したいと思うのは、「どのような暮らし」をしたいと思っているからなのか。
それも丁寧に伝えてみてください。

それぞれの言い分を聞いて、お互い歩み寄り、折り合い地点を見つけることが、とても大切です。
ただ、これって一筋縄では行かず、分かり合えるのに時間がかかる場合も多いとは思いますが。。。

とにかく一方的に「片付けて、モノ減らして」と言うのではなく、相手の話を聴く姿勢が、こちらの話を聴いてもらえることにつながります。

でも残念ながら、このようなコミュニケーションって、やり方聞いて、すぐに出来ることではなく、訓練や忍耐力が必要だったりします。

私自身もコーチングを学び初めてから、コミュニケーションが全くできていなかったと気づきました。
また人の話をきちんと聴くのは、実は難しいことだと痛感しています。
（人の話を聴きながら、実は自分が話そうとしていることを考えてたりしていませんか？）

だから話をしても、最初はうまくいかず、改善に繋がらなくても、諦めないでくださいね。
とにかくまずは相手の話をしっかりと聴くことから始めてみてください。

これは整理収納のテーマに限らず、家族の様々な問題が起こった時にも必要な姿勢だなと思っています。

理想な暮らしを目指して、快適な住まい空間を作るためには、整理収納のスキルを身につけることが大切です。
そして一人暮らしで無い限り、整理収納に対する家族との気持ちの共有も必要で、その為にはコミュニケーション力がとても重要だと最近つくづく思います。

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