ちょっと前の話ですが・・・

7月に放映されていた「団魂スタイル」の番組で
生活研究家の阿部絢子さんが出演されていました。

整理収納って、
暮らし方ととても密接しているので、
人の生き方や、人生の経験が
とても大事になってくると思っています。

阿部絢子さんは60代後半だそうで、
今まで経験されて来た事を活かしながら、
シンプルに暮らす事を推奨されています。

番組を見ながら、話の内容を一言一言聞き漏らさないように
一生懸命聞き入っておりました。

色々と参考になったのですが、
今回は、番組を見て感じた事を一つ
お伝えしたいと思います・・・

自宅の収納もテレビで紹介されていたのですが、
とてもスッキリとされていて、
モノに合わせた収納場所も作られていて、
使い勝手が良さそうでした。

そして、とても沢山の本をお持ちで、
本棚に並べられていましたが、
立てている本の上に、
数冊本が横になった状態で置かれたりしていて、
本が積み重なっているような部分もありました。

そんな収納場所を見て、思った事が
“ホッとする収納だな”と言う事でした。

最近、収納は”美しい方がスゴイ”というような、
風潮がある感じがします。

実際、私自身も収納場所は
出来るだけ美しく見える様にしようと
意識しながら、収納を行っています。

でも、本来収納は、
まずはモノがサッと取り出せて、しまえる事が
出来ればいいのだと思います。

そして、どのような入れ方でも、
その人自身が取り出しやすいと感じられたら
それでいいのではないでしょうか。

日々生活していると、
綺麗さが保てなくなる事もありますよね。

きちっと収納用品を揃え、
そこに収めているのだけど、
ちょっとモノが一時的に増えてしまって、
いつもの収納場所に収まりきらなくなったり、
調味料をうっかり買い込んで、
保存容器の横に置いてしまったり、
予定の兼ね合いで、
いつもよりトイレットペーパーを沢山買い込んで、
通常しまう場所とは違う場所に一時置きしていたり・・・
(これ↑実は私自身がやっています〜笑 )

このような状況で、例え収納場所が綺麗に見えなくても
使い勝手が良くて、きちんとモノが管理出来ていれば、
それでいいのだと思います。

綺麗な収納にする事によって、色々なメリットはあります。

でもだからといって、
美しすぎる収納を目指す必要もないのだと、
阿部絢子さんの本棚を見て、改めて思うことが出来ました。