この木でできた汽車は、娘が1歳のお誕生日のお祝いで送られたものです。(赤い犬はおまけ!)

昔、俳優の津川雅彦さんやっていたおもちゃのお店で購入しました。
手押し車みたいに押したら、「ぽっぽっ」と音がして、犬が乗っているところに座ることもできるのです。
もちろん中学生になった娘が座れるはずもなく、
インテリアで飾ろうとしてもどこか違和感があって、長い間ず~と部屋に置かれた状態でした。

整理収納の現場のお仕事のとき、そのお家の方が、
「使わないモノを処分しないといけないことを頭では分かっているの。でも実際には出来なくて・・・
これを誰か使ってくれるのだったら、もう少し簡単に手放せるのだけど。」と言われるのをよく耳にします。

確かにそのモノに対する思い入れが強ければ強いほど、そのような気持ちになるのはよ~く分かります。
まさにこの汽車はそういうモノでした。
リサイクルショップに持っていこうかと何回も悩みましたが、踏ん切りがつかず・・・月日だけが経って行きました。

ところが、今年の5月に意外な展開が!
その時我が家を見たいと遊びに来てくれた同じ整理収納アドバイザーのHさんが、欲しいと申し出てくれたのです。
彼女は昨年秋に生まれたばかりの女の子と小学一年生のお兄ちゃんと、その間の二男の男の子の3人の子持ちのお母さんです。
この汽車を譲るには、ぴったりのお相手です!

明らかにこの汽車を使いこなしてくれる相手と分かると、何の迷いもなく手放す決心が出来るものです。
一応娘にも確認したら、喜んでとのこと。

そして昨日改めて車でとりに来てくれました。

渡す前に汽車を綺麗にしておきます。すっかり娘の方が大きくなっていましたね~。

そして、次の汽車の主となるMちゃん。この時は、お昼寝から目覚めたばかりでご機嫌斜めで泣きじゃくっていましたね~。
その可愛いお顔をお見せできないのは、残念ですが・・・。

このようにいい形で譲れた形のモノの整理は本当に気持ちのいいものです~。

Mちゃん、思う存分遊んでね~♪