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整理収納アドバイザー・ベーシックコーチ
林 恵美子です

昨年秋から今年の2月まで、
過去にご縁のあった方から、
再び現場作業のご依頼を受けて、伺っておりました。

このお客様、
2017年に私がコーチングを学び初めた頃に、
クライアントさんを募集したのですが、その時にご依頼頂いた方でした。

当初はコーチングのセッションだったのですが、
その後キッチンの整理収納や、
お母さまのお家の整理収納のご相談などにも、お声をかけて頂きました。

そしてしばらくぶりの昨年秋、
本格的に整理収納を行いたいということで、サービスをご依頼頂いたのです。

そんな中、整理収納作業も確か6回目くらいとなったある日、
作業も終わり、すこしお話していた際、
お客様から

「えみちゃんは褒めてくれない」
(私のことです。コーチングのセッション以来、名前で読んで頂いておりました)

という言葉を頂いたのです。

その言葉に私は「ハッ」とさせられました。

確かに私はあまり褒める言葉を発しない傾向がある、ということは最近実感していました。
それをはっきりと指摘されて、心が揺さぶられてしまったのです。

何故そうなるのか、褒めるのがへただと思い込んでいたこともありますが、
それは、私自身が今まで目標を達成したり、
結果を出したことへの、
成果承認ばかりに目がいっていたからだと、
今回の出来事を通して、しっかりと認識することとなったのです。

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ちなみに承認には

1)成果承認
2)行動、努力などへの成長承認
3)存在承認

この3つがあると学びました
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今回のお客様は、私との作業以外の時にも、
ご自身でイメージを膨らませて、
自ら家具を動かしたりして、行動、努力をされていたのです。

ただ私の中では、それではまだ「整理」の感覚を掴んで頂いていないような気がして、
私自身が持っている理想の段階まではたどりついていない思いがあり、
お客様の頑張りをきちんと受け止めていなかったのです。

でもお客様から頂いた言葉から、
改めて自分の承認や物事の見方の傾向を思い知らされました。

私は理想が高く、その理想がかなうことに成果がでたと思う傾向があること。
そして、実際にできたこと、成果をあげたことに対して、「すごい!」と評価、承認していたのです。

でも人にやる気を持ち続けてもらうためには、
相手のゴールに向かうための行動、努力などのプロセスに目を向けて、
そこに気づき認めて、言葉にして伝えることって、本当に大切なのですね。

あやうく私は、お客様のやる気を削いでしまい兼ねない態度だったと思います。

私の理想を押し付けていなかったかな?
ちゃんとお客様のゴールを見ていたのだろうか?

そんな思いが頭をよぎります。

きっと日常生活の中でも、
成果ばかりを見ている自分がいて、
努力やプロセスや変化にあまり目を向けていなかったのだと思います。

今回のことを通して、
承認ということにに対しての理解が、頭の中だけだったのが、
ストーンと自分の中に附に落ちた感覚になりました。

かつては、お仕事の際には、
整理収納のスキルばかりを付ければいいと思っていましたが、
そうではないことを痛感しています。

お客様に寄り添う、励ますというのは、なかなか難しいと、この後に及んで感じています。

いや、やっと気づけたか〜と、思われてるかもしれませんが・・・(^^;;

10年以上も前に、商工会議所主催の女性のための企業塾に参加した時に、
その時の講師が、「お客様から教えてもらいなさい」という言葉を言われていたのを思い出します。

私もお客様から成長させて頂いているなと、改めて実感しています。

こんな私にご依頼くださったこと。
そして気づかせて頂いたこと。

本当に有難うございました m(_ _)m

 

 

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