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整理収納アドバイザー・お片付けコーチ
林　恵美子です

整理収納のお悩みでとても多いのは、やはりモノを手放せないということではないでしょうか。

モノと向き合い、自分でモノをコントロールできるくらいになると、モノの手放しにくさで悩むことはぐっと少なくなると思います。

では、整理収納アドバイザーとして活動している私が、手放す時に全く悩まないかと言えば、そんなことはありません。
やっぱり手放せないモノもあります。
最近は、手放しにくいモノの傾向が分かるようになってきました。

それは家族の関わりが感じられるモノです。
それほど思い出の品というわけでもないのですが、長い間手元にあり、家族の関わりが感じられるモノは中々手放し難かったりします。

ちなみにその一つが、マタニティの時のパジャマです。
実はある場所にしまっていたのですが、それをすっかり忘れていて、数年前に見つけだしました！
（持っている事を忘れていました(>_<)）
今は必要ないので、すぐに手放せばいいのですが、躊躇してしまいます。

手放しにくい理由の一つに、変化に対する不安があるのです。
今まで持っていたモノを手放すことで、運命が変わってしまうような感覚です。
家族に何かよくないことが起こったらどうしよう、とマイナスな思いに結びつけてしまったりするのです。

改めてそのような理由に気づくと、そんな負の思いから残しておくというのも、どうなんだろう！？と思いました。

どうせだったら、そのモノを見ると、楽しい思い出が蘇ってくるような、癒されるような、たとえ使わなくても、ポシティブな思いで持っていた方が、どんなにいいか！としみじみ思いましたね。

とは言いつつも、手放す不安という思いもなかなか拭ないので、自分の気持ちの折り合いがつけれるタイミングや、納得した手放す方法が見つかるまでは、持っていてもOK!と、自分を許しています。

手放す時に悩むのは、だれもが経験することだと考えられます。
よく、「手放せないのはダメですよね」とおっしゃる方がいますが、ダメではないと思います。
まずは目の前のモノを自分は手放したくないと思っている、と認めてみる。
その上で、どうすればいいのか、また時には手放せない理由を深く考えてみてはいかがでしょうか！？

あれもこれも使わないのにも関わらず、残しておこうという気持ちは整理の妨げにはなりますが、なんでもかんでもポイポイと手放せてしまうのもどうなのかな・・・と個人的には思います。

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