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整理収納アドバイザー・お片付けコーチ
林 恵美子です

先日祖父母の家に残っていた多くの陶器の壺や花瓶、飾りモノなど買い取っていただけるモノを、以前私の講座を受講くださった方に出張買取して頂きました。

そもそも祖父母の家の片付けを始めたのは2015年の春でした。
その時のブログにも書きましたが、やっと父親が重い腰を上げてくれて、そこから父と二人で、また時には私の娘を交えて片付けを行うようになったのです。

それから2018年までの間に、寒い冬はおやすみしながら、コツコツと21回通い、台所を除く全ての部屋は確認していきました。
1箇所ずつ作業しながら、明らかにゴミとして処分できるものは捨て、何がどこにどれくらい入っているのかを把握し、ラベリングで印をつけていきました。

祖父母の家のかたづけの様子のブログはこちらのカテゴリーにいくつか挙げています。
(なんか今見返すと、やたらお金が見つかったことばかりかいていましたね・・・(^^;;)

そして、この度祖父母の家をリノベーションして、弟家族が住むということになったため、一気に片付けを進めていかないといけない状況となったのです。
(以前にも書きましたが、108歳の祖母は施設で元気に過ごしています)

ということで、
このような下準備をしていたおかげで、今回は不要なモノに悩まされることなく、見て頂きたいモノを迷わずに提示できる流れとなりました。

今回の買取までの流れとしては・・・
>最初は従兄弟が集まり、祖父母の思い出のモノで欲しいモノがあれば、持ってかえるようにしました。
>次に一輝堂さんに一度下見に来て頂き、実際に買い取っていただけるようなモノがあるのか見て頂きました。
→買い取れるモノがそれなりにあるということでしたので、実際に査定いただく日程を決めました。

その後査定の日までは・・・
>以前の片付けでは手放さなかった手紙や祖父の成績表など、今回は手放せると思えるモノも増えていたため、見つけたタイミングで処分していきました。
>全てではないですが、査定して頂きやすいように、買取希望品を収納場所から出しておきました。
>残しておきたいモノは、座敷部屋の1箇所にまとめておきました。
(当日はかなりバタバタとなり、細かく目を配ることもできなくなるので、事前にまとめておくことをお勧めします)

査定当日の写真ですが、見ていただきやすいようにモノを事前に出してまとめておきました

〜当日〜
代表の松本さんがモノの査定をしながら、私がその金額を書いていくという形で行われました。

そして他のスタッフさんが、箱につめていき、それをトラックに乗せていくという流れでした。

当日は雨天のため、モノの運び出しは大変だったと思います。
予定よりも時間はかかりましたが、飾り物関連は、ほぼ持っていってくださいました。
とにかく貰い物が多かった祖父でしたので、飾り物関連が多くあり、捨てるには忍びないモノが沢山あったのですが、こうやって引き取って頂き本当に助かりました。

あとは布団や服や古い家具などが残っていますが、できるだけ処分費用をかけないように、弟がゴミステーションに持っていけるものは持ち込むそうです。

モノを手放すのは本当に大変です。
でもそれ以上に、
せっかく使われるために生まれてきたモノ達を、自分達では使い続けることができなかったこと、また使いこなせる数以上のモノたちに、複雑な気持ちが湧き上がります。
せめてこれから使ってもらえる人の手に渡ることを、心から願っています。

 

 

 

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